英国アンティーク 1894年 ロンドン Goldsmiths & Silversmiths Co. 純銀 透かし細工 サービングスプーン
¥48,000($304.09)
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銀の輝きと、レースのような透かし細工。
ヴィクトリア時代のテーブルを彩った、優雅な英国銀器です。
1894年、ヴィクトリア女王治世下のロンドンで製作された、スターリングシルバー製のサービングスプーン。
メーカーズマークは、Goldsmiths & Silversmiths Co.(William Gibson & John Lawrence Langman)のもの。
ロンドンのホールマークとともに、1894年という製作年を辿ることのできる英国アンティークシルバーです。
この一本の魅力は、何といっても随所に施された美しいピアッシング(透かし細工)。
約5.5cmほどある大きなボウルは、中央部分を滑らかな銀面として残しながら、その周囲を植物の蔓や葉を思わせる流麗な透かし文様がぐるりと取り囲んでいます。
まるで銀で作られたレースの縁飾りのよう。
鏡面の銀と、透かしから生まれる軽やかな陰影。その対比によって、華やかでありながら重たさを感じさせない、実に優雅な表情に仕上がっています。
さらに美しいのが、ボウルからハンドルへと移る付け根の部分。
こちらにもスクロールを思わせる透かし細工が施され、ボウルだけを華やかに見せるのではなく、一本の銀器として装飾が丁寧につながっています。
そして視線を柄の先まで運ぶと、そこにはもう一度、大胆なピアッシング。
左右対称に展開する曲線的な装飾は、植物やアラベスクを思わせる優雅な意匠です。
ボウルの縁、付け根、ハンドルの先端。
離れた3か所に透かし細工を配することで、全体に美しいリズムが生まれています。写真を拝見していても、このスプーンは一部分だけではなく、ぜひ全体の姿を眺めていただきたい銀器だと感じます。
重量も約40.7g。
繊細な透かし細工を多用しながらも、手にしたときには純銀ならではの質感を感じられる一本です。
1894年といえば、ヴィクトリア時代も後期を迎えた頃。
19世紀英国では、食卓で用いる道具にも用途ごとにさまざまな銀器が仕立てられ、実用品でありながら、テーブルを美しく演出する装飾品としての役割も担っていました。
これほど丁寧に透かし細工を施した銀器を見ると、当時の人々が「食卓を美しく整える」ということに、いかに豊かな美意識を注いでいたのかが伝わってくるようです。
1894年のロンドンで、かつてどのようなテーブルにこのスプーンが添えられていたのでしょう——。
華やかな磁器やクリスタル、白いリネン、そして磨き上げられた銀器が並ぶテーブル。ベリーを使ったサマープディングなどに添えられていたりしていたのでしょうか…。
130年以上の時を経て今なお残る銀の輝きから、そんなヴィクトリア時代の情景を想像するのも、年代を持つアンティークシルバーならではの愉しみです。
現代のテーブルでは、その美しい造形そのものを愉しむテーブルアクセサリーとして。
金彩を施した英国磁器やアンティークのガラス器と合わせれば華やかに、白磁やシンプルなリネンと合わせれば、純銀の透かし細工がいっそう際立ちます。
使わない時間にも、キャビネットやテーブルに置いておきたくなる美しさ。
130年以上前のロンドンで生まれた銀器を、ひとつの小さな美術品のように手元へ迎える。
そんなアンティークならではの喜びを感じていただける一本です。
【メーカー / Maker】
Goldsmiths & Silversmiths Co.
(William Gibson & John Lawrence Langman)
【年代 / Date】
1894年 / 1894
【生産国・生産地 / Origin】
イギリス・ロンドン / London, England
【素材 / Material】
スターリングシルバー(純銀925) / Sterling Silver
【アイテム / Item】
サービングスプーン / Serving Spoon
【サイズ / Size】
全長 約19.5cm / Approx. 19.5cm
ボウル 約6.0 × 5.0cm / Approx. 6.0 × 5.0cm
【重量 / Weight】
約40.7g / Approx. 40.7g
【装飾 / Decoration】
透かし細工(ピアッシング) / Pierced Decoration
【コンディション】
1894年製、130年以上の年月を経たアンティークシルバーです。
経年および使用に伴う細かな擦れや小傷、部分的なくすみ・変色などが見受けられます。特に鏡面となったボウル中央には、光の角度によって使用に伴う細かな擦れが確認できます。
一方で、写真で確認する限り、ボウルを取り囲む繊細な透かし細工や、付け根、ハンドル先端のピアッシングは美しく残っており、全体の意匠を大きく損なうような目立つダメージは見受けられません。
スターリングシルバーらしい柔らかな銀の輝きもしっかりと感じられ、130年以上を経た英国アンティークシルバーとして、装飾の美しさを十分にお楽しみいただける状態です。
古い銀器ならではの小傷や経年変化も、その品が過ごしてきた時間の一部としてお楽しみいただけましたら幸いです。
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レビュー
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